福井小松フォークリフトは、フォークリフト用超音波センサー対人対物接触事故回避支援システム「ウェルガード」に、業界初の速度連動仕様を設けた「ウェルガード・速度連動仕様」を追加、4月24日より販売を開始した。
ウェルガードは、接触事故による荷役作業環境の労災事故リスク低減および、荷物や作業現場の損傷防止を目的とした事故回避支援システム。フォークリフトに取り付けた超音波センサーが、車体後方の人や物体までの距離を検知し、警告音と回転灯でオペレーターに注意を促す。
検知範囲は、対物5メートル、対人4メートルの間で任意設定できるほか、音声警告のみの2次警報、警告灯が点灯する1次警報の設定距離も任意で調整できる。
今回発売する「速度連動仕様」では、フォークリフトの走行速度に応じて検知範囲が自動的に変わり、作業環境の変化に適時適切に対応して警告を発する。
ウェルガードの価格は14万7000円から。速度連動オプションはオープン価格。