【上海モーターショー13】メルセデス Eクラス、中国専用のロングが進化…大胆チェンジ

自動車 ニューモデル モーターショー
メルセデスベンツ Eクラス ロングの大幅改良モデル(上海モーターショー13)
メルセデスベンツ Eクラス ロングの大幅改良モデル(上海モーターショー13) 全 10 枚 拡大写真
4月20日、中国で開幕した上海モーターショー13。メルセデスベンツのブースでは、『Eクラス』のロングホイールベース(LWB)仕様、『Eクラス ロング』の大幅改良モデルがワールドプレミアされた。

同車はEクラスをベースに、ホイールベースを延長した中国専用車。2010年4月、北京モーターショー10でデビューした。Eクラスは1月のデトロイトモーターショー13において、改良新型が登場。これを受けて、Eクラスのロングホイールベース仕様も今回、大幅改良を受けている。

フロントマスクは、改良新型Eクラスと共通。新デザインのヘッドランプやグリル、バンパー、ボンネットが採用され、表情を一新した。このヘッドランプには、デイタイムランニングライトが組み込まれたのも新しい。

改良新型Eクラス同様、フロントグリルのデザインは2種類を設定。「エレガンス」仕様にあたる『セダン』では、細めの横メッキ3本を配したデザインで、スリー・ポインテッド・スターはボンネットフードにレイアウト。一方、「アバンギャルド」仕様に相当する『スポーツセダン』では、太めの横メッキ2本を採用し、スリー・ポインテッド・スターはグリル内に配された。

Eクラス ロングの全長は5019mm、ホイールベースは3014mm。通常のEクラスよりも、140mm長い。中国の富裕層を意識して、後席の居住性や快適性が高められている。

Eクラス ロングは引き続き、中国で現地生産。上海モーターショー13のプレスカンファレンスには、ダイムラーチャイナのHubertus Troska取締役が登壇。「新型『Aクラス』と同じく、改良新型Eクラスも欧州で好調なスタートを切った。この成功は中国でも続くだろう」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  5. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る