企業の業況見通しは3か月前と比べやや改善したが、マレーシア産業界全体は活力をやや失いつつあるとの調査結果が公表された。
調査を実施したのは英国勅許公認会計士会(ACCA)と米国管理会計士協会(IMA)で、世界各国の企業の財務責任者2000人に自社の業況見通しを聞いた。
マレーシア企業では、昨年第4四半期の前回調査時と比べ業況見通しの自信が低下したとの回答は55%。業況見通しを前回より確信している、との回答は13%で、前回をわずかながら上回った。
世界全体では、業況見通しを確信しているとの回答は24%(前回調査では19%)。見通しに対する確信が低下した、との回答は37%(同43%)だった。
マレーシアに対する総合評価は、事業機会が回復傾向になく、投資機会が不足しており、活力をいくらか失いつつある、というものだった。