【AMAスーパークロス第16戦】250SXクラス西地区でジェイソン・アンダーソンが初勝利

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
250SXクラス決勝
250SXクラス決勝 全 6 枚 拡大写真

AMAスーパークロス第16戦は、4月27日にソルトレイクシティのライス・エクレス・スタジアムに4万3149人の観客を集めて行われ、250SXクラス西地区の決勝レースでロックスター・エナジー・レーシングのジェイソン・アンダーソンが初勝利を手中にした。

250SXクラスの決勝レースで素晴らしいスタートを切ったゲイコ・ホンダのザック・オズボーンがホールショットを奪い、彼のチームメートのイライ・トマックが2番手、そしてアンダーソンが3番手と続いた。アンダーソンはオープニングラップの終了直前にトマックをパスし、さらに次のラップでオズボーンを交わしてトップに立った。

アンダーソンがリードを広げると共に、トマックは反対の方向に動き始めた。西地区のチャンピオンシップで最多勝利をしているトマックは、レッドブルKTMのケン・ロクゼンが決勝レース進出に失敗した後、ポイントでロクゼンを上回るチャンスがあったにも関わらず、徐々に順位を落として一時期は9番手を走っていた。

アンダーソンは5秒の大差をつけて15ラップの全てをリードしたままフィニッシュした。

「クレイジーだ。最後の5ラップは先頭にいるのがとてもタフだった。勝つことができて興奮している。このチームは始まりから自分の為にいてくれて、その彼等の為に勝利できたことは素晴らしい。自分はソルトレイクでいつも良いレースができるようだ」と初勝利に興奮した様子でアンダーソンは語った。

トロイリー・デザイン/ルーカスオイル・ホンダのコール・シーリーが2位でフィニッシュし、スタートで10位以下だったモンスターエナジー/プロサーキット/カワサキのマーティン・ダバロスが挽回して3位に入った。

トマックは序盤の困難を乗り越えて、6位でフィニッシュすることとなった。

チャンピオンシップポイントで首位を走るロクゼンはヒートレースとラストチャンスの予選の両方でクラッシュをして、決勝レースへの進出を逃し、ポイントを得ることができなかった。

このレースに2位のトマックに20ポイント差をつけて挑んだロクゼンだったが、その差は3ポイントにまで縮まった。

尚、AMAスーパークロス第17戦(最終戦)は5月4日の土曜日に、ラスベガスのサム・ボイド・スタジアムで開催される予定である。

250SXクラス第16戦結果
1.ジェイソン・アンダーソン(スズキ)
2.コール・シーリー(ホンダ)
3.マーティン・ダバロス(カワサキ)
4.マルコム・スチュアート(KTM)
5.クリスチャン・クレイグ(ホンダ)

250SXクラスシーズン累積ポイント
1.ケン・ロクゼン(KTM)-163
2.イライ・トマック(ホンダ)-158
3.コール・シーリー(ホンダ)-135
4.ジェイソン・アンダーソン(スズキ)-124
5.マーティン・ダバロス(カワサキ)-114

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  2. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  3. 唯一無二の4気筒250cc!カワサキ『Ninja ZX-25』初の特別仕様「RR」登場に「よっ!待ってました」の声
  4. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  5. ランボルギーニの新型スーパーカー、初のカスタマイズ仕様「ポルト・チェルヴォ」公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る