ダイムラー、ルーマニアに投資…メルセデスの新世代AT増産へ

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ダイムラーのルーマニア・パワートレイン工場
ダイムラーのルーマニア・パワートレイン工場 全 1 枚 拡大写真

ドイツの自動車大手、ダイムラーは4月24日、ルーマニアに3億ユーロ(約385億円)以上を投資し、メルセデスベンツのパワートレインを増産すると発表した。

今回の増産計画発表は、地元ドイツ・シュトゥットガルトでのトランスミッションの生産能力が、限界に達したことを受けての対応。ダイムラーのルーマニア合弁、スター・トランスミッションに投資し、トランスミッションの生産能力を引き上げる。

具体的には、ダイムラーはルーマニアに新工場の建設を予定。新世代のオートマチックトランスミッションを組み立てる計画。

トランスミッションの増産は、中期成長戦略の「メルセデスベンツ2020」の実現を目指すもの。ダイムラーのAndreas Renschler取締役は、「目的は柔軟性を持って、顧客の高い需要に応えること」と述べている。

《森脇稔》

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