【WRC 第5戦】WRC-2クラスはフォードのアブドゥラジズ・アル-クワリがリード

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フォード・フィエスタRRC(アブドゥラジズ・アル-クワリ)
フォード・フィエスタRRC(アブドゥラジズ・アル-クワリ) 全 4 枚 拡大写真

WRCは5月2日、ラリーアルゼンチンのWRC-2クラス第1レグで、フォード・フィエスタRRCを駆るカタール人ドライバーのアブドゥラジズ・アル-クワリが4つの全てのステージで勝利を収め、初日のレースで大幅なリードを確保したことを伝えた。

アル-クワリから4分29秒8遅れの2位にはスバル・インプレッサを駆るユーリ・プロタソフが入り、さらに5分20秒3遅れで三菱ランサーを駆るリカルド・トリビノが3位となった。

「リードしているのでハッピーだ。ファイナルステージではフロントガラスが曇って、視界不良だった。我々はペースノートに頼らざるを得なかった。なぜならどこでも早目にブレーキをかけなければならなかったからだ」と初めて霧の中をドライブしたアル-クワリは語った。

ブレーキのオーバーヒートは、特に51キロメートルの長さを持つアスコチンガ/アグア・デ・オロステージでは共通する不平の種だった。トリビノは午前中にブレーキトラブルにもがき、プロタソフも午後に同じ問題に遭遇した。

さらに大きなトラブルに見舞われたのは、ドイツ人ドライバーのアルミン・クレマーだった。彼はアスコチンガのステージでインプレッサのリアブレーキパイプを破損して、3分以上の時間をロスした。

ランサーを運転するニコラス・フークスは、ファイナルステージのスタートで両方のリアショックアブソーバーを破損するまで2位を確保していたが、約5分をロスすることとなった。

ロレンツォ・バーテッリの挑戦は短命に終わった。イタリア人ドライバーのインプレッサは、今朝のオープニングステージの舗装路セクションでリタイアすることとなった。

《河村兵衛》

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