【WRC 第5戦】WRC-2クラスの第2レグ、アル-クワリがさらにリードを広げる

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フォード・フィエスタRRC(アブドゥラジズ・アル-クワリ)
フォード・フィエスタRRC(アブドゥラジズ・アル-クワリ) 全 4 枚 拡大写真

WRCは5月3日に行われたラリーアルゼンチンのWRC-2クラス第2レグで1ステージ以外の全てのステージで最速だったフォード・フィエスタRRCのアブドゥラジズ・アル-クワリが2位以下に10分30秒7の大量のリードを確保したことを公表した。

これほど大きなアドバンテージを持った時、アル-クワリと副ドライバーのキリアン・ダフィにとって最大のチャレンジは、他の多くのWRC-2のライバル達が罠に落ちた冒険を避けることである。

「我々は良いギャップを持っていたので、プッシュする必要はなかった。その代わりに我々は集中力を保たなければならなかった。この午後に2度繰り返したステージはとても荒れていて、最初に通った道とは違うもののように思えた。今はただフィニッシュに向かうだけだ。他に証明することは何も無い」とアル-クワリは語った。

ニコラス・フークスは、昨日のファイナルステージで彼の三菱ランサーのサスペンションが破損して後退した後、今日のレグでは挽回を果たして2位となった。

「今日は速く走ろうと試みたが、とても荒れていた。明日はもう少しゆっくり行くつもりだ」と彼は語った。

フークスは今日のオープニングステージで、ユーリ・プロタソフとリカルド・トレビノの両者がリタイアとなった時、ペースを取り戻した。プロタソフは彼のスバル・インプレッサのスロットルの電装系の問題の為にリタイアとなり、トリビノの三菱ランサーはディファレンシャルの破損で停車した。

地元アルゼンチンのマルコス・リガートは昨日のオープニングステージでサスペンション関係のトラブルでリタイアとなったが、今日のレグでは巻き返して3位となった。

「昨日は本当に失望して、レースを続けたくなかった。だが、家族は続けなければいけないと言った。できるだけポイントを稼がなければならなかったので、今日は全力で走った」とリガートは語った。

フアン・カルロス・アロンソは彼の三菱ランサーでリガートから5分以上遅い5位に入った。

アルミン・クレマーは8分遅れの5位となった。このドイツ人ドライバーは第9ステージまでは3番手にいたが、彼のスバル・インプレッサのステアリングが破損した為、20分以上遅れることとなった。

《河村兵衛》

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