ドイツの高級車メーカーで、フォルクスワーゲングループ傘下のアウディは4月30日、2013年第1四半期(1‐3月)の決算を公表した。
同社の発表によると、ランボルギーニなどを含めたアウディグループ全体の売上高は、前年同期比5.3%減の117億3400万ユーロ(約1兆5235億円)。営業利益は13億0700万ユーロ(約1697億円)。前年同期に対して、7.3%減だった。
アウディブランドの2013年第1四半期世界新車販売は、前年同期比6.8%増の36万9494台。第1四半期としては、過去最高を達成した。中国や米国を中心に、販売を伸ばす。
アウディのアクセル・ストロベック取締役は、「困難な経済情勢にもかかわらず、第1四半期は堅調な結果。さらなる成長に向けて、生産ネットワークを世界規模で拡大していく」と語っている。