【ボルボ V40 クロスカントリー 発売】開発当初から展開を決めていたプレミアムクロスオーバー
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現在日本でのV40のラインナップは標準のV40と、最もスポーティなV40というキャッチフレーズで登場した『V40 R-Design』であった。そこにAWDを搭載したV40クロスカントリーが導入され、3つのラインナップでの展開となった。
その理由について、ボルボ・カー・グループプロダクトストラテジー&ビークルマネジメントのホーカン・エイブラハムソン氏は、これまでも同一車種に対して、今回と同様にバリエーションを追加することで、販売のポテンシャルを高める手法を実施してきたとし、「(V40も)3種類の明確に異なるバリエーションとして市場展開することで販売台数を押し上げることが可能となるのです」と話す。また、開発当初からこの目的で3つのバリエーション展開は決定事項だったと述べた。
今回導入したV40クロスカントリーは、プレミアムクロスオーバーという位置付けだ。「ファンアドベンチャーというキーワードを体現するクルマとして、舗装路のワインディングからラフな砂利道まであらゆる路面コンディションに対応することが出来るのです」とエイブラハムソン氏。開発時の課題は、V40の中でもクロスカントリーとして独自のキャラクターを持たせることだった。そのために「プロポーションを変え、アップライトなスタンスの実現に成功したのです」と語った。