4月の企業倒産件数、6か月連続の減少…帝国データバンク

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件数・負債総額の推移
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帝国データバンクが発表した2013年4月の企業倒産件数は、前年同月比5.2%減の838件で、6か月連続で前年同月を下回った。

復興需要や設備投資の増加などを背景に、建設業が7か月連続で減少したことや、北海道、東北、関東など、東日本を中心に9地域中4地域で前年同月を下回ったことなどが要因。

負債総額は、同269.5%増の6691億0600万円で5か月ぶりに前年同月を上回った。負債トップは、元・建築工事、不動産業のカブトデコム(北海道)で5061億円。負債総額の75.6%を占める。負債1000億円以上の超大型倒産は9か月ぶり。

業種別に見ると、7業種中4業種で前年同月を下回った。なかでも、不動産業(22件)は前年同月比33.3%の大幅減少となったほか、サービス業(140件・同14.6%減)、建設業(196件・同12.9%減)、卸売業(131件・同10.9%減)の3業種も2ケタの減少となった。一方、運輸・通信業(34件・同13.3%増)、製造業(115件・同11.7%増)、小売業(168件・同5.0%増)の3業種は前年同月を上回った。

主因別の内訳を見ると、「不況型倒産」の合計は686件。構成比は81.9%で、前年同月を2.3ポイント下回った。

《纐纈敏也@DAYS》

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