名古屋鉄道3月期決算、鉄軌道事業の輸送人員増加で小幅増収

鉄道 企業動向

名古屋鉄道が発表した2013年3月期連結決算は、経常利益が前年同期比17.1%増の288億1400万円と増益だった。

売上高は同1.0%増の6098億3600万円と小幅な増収だった。交通事業では、タクシー事業で一部子会社の売却などにより減収となったが、前期に震災による出控えの影響を受けたことの反動もあり、鉄軌道事業で輸送人員が増加、バス事業で貸切需要が回復した。

収益では、交通事業で燃料費、修繕費の増加があった一方で、減価償却費の減少もあったことなどから、営業利益は同12.5%増の323億2700万円だった。純利益は同15.7%増の127億2600万円となった。

今期の通期業績は、売上高は前期年横ばいの6100億円となる見通し。収益は交通事業の収益悪化などで、営業利益が同10.0%減の291億円、経常利益が同8.0%減の265億円と減益になる見込み。純利益は減損損失の減少で、同13.9%増の145億円を予想する。

《レスポンス編集部》

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