ZMPは、同社が提供する「車載CANデータ・クラウド・システム構築サービス」について、対応車種にトヨタ『アクア』を加え、5月14日より販売を開始した。
同サービスは、CANデータ送受信機「ZMP OBDII/CAN-B」と、スマートフォン/タブレット端末およびクラウドサーバ Windows Azureの設定作業から構成される。
まず、クルマの診断用コネクタOBDII端子にZMP OBD II/CAN-Bを接続し、無線(Bluetooth)でスマートフォンやタブレットへの車載CANデータ送受信を可能にする。次にこれらのデータを、マイクロソフト社のクラウドプラットフォームWindows Azure上のデータベースに、3GやLTEなどの公衆回線経由で蓄積。リアルタイムに受信・モニタリングができる実験システムとして利用できるように構築する。
従来、トヨタ『プリウス』『プリウスPHV』、ホンダ『フィットHV』を対象としていたが、今回、トヨタ・アクアにも対応する。
価格は19万8000円(税別)。