プジョー・シトロエン・ジャポンは5月14日、プジョー「508SW」、シトロエン「C4」など計4車種の電気装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2011年2月15日~2012年11月19日に輸入された1776台。
不具合は2ヵ所で、(1)電源供給保護管理ユニットのソフトウェアが不適切なため、電源が供給されずエンジンが始動しないことがある(2)ボディー電装品制御ユニットのソフトウェアが不適切なため、必要な信号をユニットが発せず、エンジンが始動しないことがある。
(1)については全車両、ユニットの製造識別番号を点検し、該当するものはユニットを良品と交換する。(2)については全車両、ユニットのソフトウェアを書き換える。
不具合発生件数は(1)が3件で(2)は発生していない。本国メーカーからの情報でわかった。事故は起きていない。