フランスの自動車大手、プジョーが6月末、米国コロラド州で開催されるパイクスピーク国際ヒルクライムに投入する『208 T16 パイクスピーク』。同車の正式なカラーリングが公表された。
これは5月13日、プジョーが明らかにしたもの。これまでブラック仕上げだった208 T16 パイクスピークに関して、スポンサーカラーに塗られた姿を初公開している。
208 T16 パイクスピークは、メインスポンサーのレッドブルカラーで塗装。エネルギー大手のトタルと、タイヤ大手のミシュランというフランスを代表する2社が、サブスポンサーとして脇を固めた。
208 T16 パイクスピークは、プジョー『208』をベースに、プジョースポールがパイクスピーク用に開発したレーシングカー。プジョーは2013年の同レースの最高峰、改造無制限クラスに、この208 T16パイクスピークで参戦する。
搭載エンジンは、3.2リットルV型6気筒ツインターボで、最大出力875ps、最大トルク90kgm。トランスミッションはパドルシフトの6速シーケンシャル。0-100km/h加速1.8秒、最高速240km/hの実力だ。ドライバーには、WRC（世界ラリー選手権）の王者、セバスチャン・ローブ選手を起用する。
