JR東日本、東北BRT専用のICカード「odeca」導入…8月3日から

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JR東日本のBRT専用ICカード「odeca」の無記名タイプ。気仙沼線BRTと大船渡線BRTで利用できる。
JR東日本のBRT専用ICカード「odeca」の無記名タイプ。気仙沼線BRTと大船渡線BRTで利用できる。 全 2 枚 拡大写真

JR東日本の仙台支社と盛岡支社は5月15日、気仙沼線柳津~気仙沼間と大船渡線気仙沼~盛間の代行バス「気仙沼線BRT」「大船渡線BRT」について、8月3日からBRT専用のICカード乗車券「odeca(オデカ)」を導入すると発表した。

odecaは「お出かけしやすいICカード」の意味で、「地域の方々がより気軽に外出していただけるようにとの願いを込め」たとしている。ロゴデザインはBRTのタイヤをイメージした丸い書体の英文字と車体塗色の赤を使用。また、BRTと沿線復興のキャラクターとしてリスのイラストを券面に描き、odecaにちなんで「『尾デカ』(尾がデカイ)のユーモア性」を持たせたという。

カードは無記名タイプと記名タイプ、定期券タイプの3種類で、8月3日から志津川、気仙沼、盛各駅、8月4日から本吉、陸前高田両駅の窓口で発売を開始する。発売額は無記名タイプと記名タイプが2000円(チャージ1500円、デポジット500円)、定期券タイプが定期代金とデポジット500円。電子マネーとしては利用できない。

導入路線は気仙沼線BRTと大船渡線BRTで、鉄道区間では利用できない。また、大船渡線BRTの上鹿折発着便ではICカード機能を利用できないが、odeca定期券は乗車時に整理券を取り、降車時に定期券面を乗務員に提示することで利用できる。

《草町義和》

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