4月のロシア新車販売、8%減…2か月連続の前年割れ

自動車 ビジネス 海外マーケット
ルノー(ダチア)ダスター
ルノー(ダチア)ダスター 全 6 枚 拡大写真

欧州ビジネス評議会(AEB)は5月15日、4月のロシアにおける新車販売の結果を公表した。商用車を含めた総販売台数は、24万5334台。前年同月比は8%減と、2か月連続で前年実績を下回った。

ブランド別トップはロシア自動車大手、アフトワズの乗用車ブランド「ラーダ」。4月は4万4100台を売り上げたものの、前年同月比は12%減と、2か月連続で前年実績を割り込む。販売の主力は『Granta』で、前年同月比59%増の1万5596台を販売する。

2位は、6か月連続でルノー。4月は、前年同月比7%増の1万9178台を販売した。新型を投入した『ダスター』が、前年実績の3.3倍の7600台と支持された。

3位は、韓国ヒュンダイモーター傘下のキアモーターズ。4月は1万8303台を販売。前年同月比は6%増と、5か月連続のプラス。コンパクトカーの新型『リオ』が、4%増の8430台と、3か月連続で増加する。

4位はGMのシボレーで、3月の7位から浮上。しかし、その販売台数は1万6083台にとどまり、前年同月比は6%減と5か月連続の前年割れ。SUVの『ニーバ』が10%増の5724台と、8か月ぶりに回復。小型セダンの『クルーズ』は、22%減の4284台と後退した。

5位はヒュンダイモーター。その販売台数は1万5868台で、前年同月比は1%増と、3か月ぶりに前年実績を上回った。小型セダンの『ソラリス』(海外名:『アクセント』)が、前年同月比4%減の1万0553台と、3か月連続の前年割れ。

6位はトヨタで、4月は1万5279台を販売。前年同月比は2%減とマイナスに転じた。『RAV4』が113%増の4974台と好調。『カムリ』は前年同月比17%減の2822台。

7位はフォルクスワーゲン。その販売台数は1万4203台で、前年同月比は4%減と、2か月連続で前年実績を下回った。主力の『ポロ』が6637台を売り上げたものの、前年同月比は1%減と、2か月連続で前年実績を割り込む。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 日本にはないアバルトの高性能SUV、『パルス アバルト』が大胆イメチェン!
  4. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る