ZMP、自動運転開発用の超小型EVを発売

自動車 ビジネス 企業動向
走行経路生成例(自動運転に最適な経路を生成し走行)
走行経路生成例(自動運転に最適な経路を生成し走行) 全 2 枚 拡大写真

ZMPは、新型『コムス』ベースのロボットカーに走行経路生成機能を搭載した一人乗りロボットEV『RoboCar MV2 自動運転パッケージ』の販売を開始した。

自動運転では、目的地に到達するまでに「何メートル進み」「ハンドルを切り」「戻す」といった基本的な操作情報を繰り返し車に与えて走行させる必要がある。その場で旋回可能な台車は、直線と旋回の組み合わせで任意の走行経路を生成できるが、自動車では機構的に最小旋回半径を考慮した経路を生成する必要があるという。

新製品は、ロボットカー本体とコントロール用PC、本経路生成機能のライブラリ・ツールを含む開発環境(SDK)で構成。車両を現在の位置から任意の位置と向きまで、ハンドル操作がスムーズかつ横Gの少ない、最適な経路を自動生成し走行させることができるという。

現在、国内外で自動運転の実現に向けた取り組みは活発になってきている。ZMPでは、今回の経路生成機能搭載により、自動駐車や車線変更、障害物回避などの自動走行の実験をスムーズに進めることができるとしている。

価格は、678万3000円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  3. ホンダ『N-ONE e:』の価格を予想、280万円台からか…実質ガソリンモデル並み?
  4. ホンダ『プレリュード』新型、ホームページで先行公開…発売は9月
  5. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る