【INDYCAR 第5戦】インディ500予選、琢磨は雨でラバーが流され伸び悩む

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
インディ500 予選
インディ500 予選 全 5 枚 拡大写真

ポールデイの朝は気温が低く、湿度の高い、今年あまり見られなかった天候で迎えた。

案の定、朝のプラクティスは30分を残したところでモイスチャー(霧雨)のため中断した。その後、雨は本降りとなり、11時からの予定だった予選開始は2時間半近くも遅れての開始となった。

2番手のアタッカーとして早々に登場した佐藤琢磨は4周平均225.892マイル/hと期待していたほど伸びなかった。これは雨でラバーが流された直後の走行ということで、同情に値する。

第1セグメントの最速はパワーの228.844マイル/hだった。予選上位は軒並みシボレー・エンジン搭載車で占められ、ホンダの最上位はタグリアーニの11位と低迷した。

琢磨は同じホンダ・エンジンの強豪チップ・ガナッシのディクソン、フランキッティに続いての18番グリッドがほぼ確定した。夕方4時で終了する予定だった予選第1セグメントは6時まで延長され、上位9台によるファストナイン・シュートアウトはその30分後に行われることとなった。

9台のスピードは一旦リセットされ、一発勝負で上位9グリッドがシャッフルされる。
9位から順のアタックで5番目に登場したエド・カーペンターは228.261マイル/hをマークして場内を沸かせた。

残り4人のドライバーもこれを上回ることは出来ず、カーペンターのインディ500初ポールが決定した。フロントローに並ぶあとふたりのドライバーはムニョスとアンドレッティとなった。

《重信直希》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. 日本とは違う『カローラセダン』に「GRスポーツ」が登場、ステアリングもGRがチューニング
  3. 日産『エクストレイル e-POWER』、338馬力デュアルモーターの「e-4ORCE」をインドネシア投入
  4. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  5. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る