子どもたちの自由な発想を映画化…CREATE THE FUTURE PROJECTがワークショップ開催

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ドリームリレー・ムービー(仮称)へ向けた第1回物語づくりワークショップ(東京・品川)
ドリームリレー・ムービー(仮称)へ向けた第1回物語づくりワークショップ(東京・品川) 全 18 枚 拡大写真

品川エトワール女子高校(東京都品川区)で19日、「第1回物語づくりワークショップ」が開催され、小学校3年生から6年生までの27人の男子・女子が自由な発想でアイデアを出し合い、映画「ドリームリレー・ムービー(仮称)」の完成へ向けて物語とスケッチをつくりあげた。

このイベントは、5月7日から始まったプロジェクト「ドリームリレー・ムービー by CREATE THE FUTURE PROJECT」の一環で行われたもので、プロジェクトサイトやワークショップなどで子どもたちからアイデアを募り、映画にしていくというもの。

同ワークショップは、2人1組を基本としたグループに別れ、「あっ!と思わせる面白いこと」など、子どもたちが思いついたことを自由に書き出すことから始まる。これらの「物語の種」を結びつけ、そこに登場キャラクターやクルマなどの“主役・脇役”を組み込んで、ストーリーに仕立てていく。

同プロジェクトを率いるトヨタマーケティングジャパンのマーケティングディレクター・片岡史憲氏は、「クルマに何ができるのか」「たとえば、駐停車しているときに人に役立つクルマはどうでしょう」「もしかしたら、それはクルマじゃないのかもしれません」などのヒントを子どもたちにメッセージにして伝えた。

結果発表では、13グループそれぞれが、思い描いた“絵コンテ”と、物語をプレゼンテーション。「空飛ぶ魔法のクルマ」や「お寿司のクルマ」など、奇想天外な設定とストーリーに、同席した親たちやスタッフ、クリエータたちの笑い声を誘った。

片岡氏は、「みんなの真剣さと笑顔が印象的だった。人の意見を聞いて、さらに自分の思いも伝えて、グループでストーリーをつくった。そうした物語は、自分だけで思うよりも広がりがあるものとなっただろう。次はみんなの未来を、お父さんお母さんやお友だちと考えてもらえるんじゃないか」と語った。

「ドリームリレー・ムービー by CREATE THE FUTURE PROJECT」のプロジェクトサイトでは、絵やセリフの募集が続いており、誰でも参加できるようになっている。また、こうした子どもたちから募った物語は田中裕介監督をはじめとする映像チームによって映像化され、今回の物語は6月下旬にプロジェクトサイトで公開される。

さらに秋頃には上映会が、2014年2月の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」で上映が予定されている。田中氏は最後に「実際に起承転結もありオチも付いていて、さらに発想が自由で驚くばかり」と話していた。

《レスポンス編集部》

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