19日午前4時20分ごろ、広島県広島市佐伯区内の県道で、徒歩で道路を横断していた71歳の男性に対し、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。男性は収容先の病院で死亡。警察はクルマの運転者から事情を聞いている。
広島県警・広島西署によると、現場は広島市佐伯区八幡東4丁目付近で片側2車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。71歳の男性は徒歩で道路を横断していたところ、交差進行してきた乗用車にはねられた。
男性は近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因で約1時間後に死亡。警察はクルマを運転していた58歳の男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。
現場近くには横断歩道の設置された交差点があったが、男性がはねられた地点からは50mほど離れていた。警察では死亡した男性が遠回りを嫌い、ショートカットで横断した結果、事故にあったものとみて、発生の経緯を詳しく調べている。