米国下院委員会、火星有人飛行の可能性を調査するヒアリングを実施
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今回の「宇宙に関する小委員会」では、オバマ政権が進める小惑星ランデブー計画の是非が話し合われた。小惑星に接近して観測する計画は火星有人探査の前段階と考えられている。
科学・宇宙・技術委員会のラマー・スミス委員長(テキサス州選出)は「宇宙探査は未来にとっての希望だ。アメリカ航空宇宙局(NASA)は希少な資源に全力を傾ける前に説得力のある計画を出すべきだ。火星への旅は段階を踏んだものになるだろう」と述べた。
NASAは、往復に約3年を要する火星への進路について、明確な答えを出せずにいる。その前段階として月、あるいは小惑星への有人ミッションの可能性が議論されている。
《日下部みずき》