NASA、宇宙放射線防護シールドコンテストの概要一部を発表

宇宙 エンタメ・イベント
MPCV
MPCV 全 2 枚 拡大写真

アメリカ航空宇宙局(NASA)エデュケーション・オフィスは5月23日、「NASAエクスプロレーション・デザイン・チャレンジ(NASA EDC)」の一部概要を発表した。

NASA EDCは、世界中から子供(幼稚園~高校)を招待し、独特な形で有人宇宙飛行の未来を担ってもらう企画。チャレンジに挑む子供たちは、宇宙長期探査の障害である宇宙放射線による被曝について学び、ロッキード・マーチン社の次期有人宇宙船「MPCV」の乗組員が着用する放射線防護シールドのデザインを考える。

シールドの材料分析は8年生(米国の教育制度で13歳に相当)、シールドのデザインは9年生から12年生が担当し、チーム対抗のコンテストを実施する。優勝チームが設計したプロトタイプは、ロッキード・マーチン社へ送られ、宇宙船の試験飛行(EFT-1)で審査される予定。

なお、コンテストのファイナルまで残った5チームは2014年11月予定のEFT-1に招待される。また、NASA EDCに参加した12年生全員はバーチャル・クルーとしてMPCVに名前が刻まれる。登録締め切りは2014年3月14日。

《日下部みずき》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「FJクルーザー復活マジかよ!」価格は400万円台? トヨタの新SUV『ランドクルーザーFJ』にSNSが注目
  2. オフロード車とスーパーカーの境界を打ち破る、800馬力のブラバス『Gクラス』発表
  3. ダイハツ『ムーヴ』フルモデルチェンジを正式発表、初のスライドドア採用で6月登場
  4. 【ホンダ WR-V 新型試乗】思わず二度見する「サイズ感」と「サイドブレーキ」…岩貞るみこ
  5. 日産、追加の大リストラ策、2万人規模の人員削減検討[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  2. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
  3. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  4. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  5. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
ランキングをもっと見る