リニア・鉄道館で品川駅開業10周年記念展示…0系食堂車や300系運転台を公開

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開業日(2003年10月1日)の東海道新幹線品川駅。当時運転されていた300系は2012年3月に営業運転を終了した。
開業日(2003年10月1日)の東海道新幹線品川駅。当時運転されていた300系は2012年3月に営業運転を終了した。 全 4 枚 拡大写真

JR東海は5月24日、同社の博物館施設「リニア・鉄道館」(名古屋市港区)で「品川駅開業10周年記念~東海道新幹線『第2の開業』~」と題した記念展示などを行うと発表した。0系の食堂車や300系の運転台も公開する。

1964年10月1日に東海道新幹線が開業した際、品川駅には新幹線の駅施設が設けられなかったが、後に輸送力増強策として新幹線駅の設置が計画され、2003年10月1日に開業した。同時に全列車の270km/h化と「のぞみ」主体のダイヤ改正も実施され、JR東海はこの日を東海道新幹線の「第2の開業」と位置づけている。

今回の展示では、新幹線品川駅開業の意義や成果、開業までの取り組みについて、当時の写真や宣伝物などを紹介しながら振り返る。また、1975年3月10日の東海道・山陽新幹線博多開業に合わせて製作された0系36形(食堂車)や、1992年3月14日の「のぞみ」運転開始時に導入された300系の運転台も公開する。このうち300系は期間中の土・日曜のみの公開で先着順となる。

リニア・鉄道館の在来線シミュレーター(313系・211系)はCG映像を用いているが、2月に一部の運転シミュレーターで実写映像を使用したところ好評だったことから、期間限定で全ての在来線シミュレーターを実写バージョンに切り替える。在来線シミュレーターは抽選制だが、期間中の平日は先着順とする。このほか、デリカステーションでは土・日曜のみ品川駅の駅弁を販売する。

開催期間は5月29日から7月8日までだが、品川駅の10周年記念展示は10月21日まで行われる。

《レスポンス編集部》

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