近鉄、伊勢市~賢島間の観光列車「つどい」10月5日から運転開始

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10月から伊勢市~賢島間で運転を開始する「つどい」のイメージ。2000系改造車を使用する。
10月から伊勢市~賢島間で運転を開始する「つどい」のイメージ。2000系改造車を使用する。 全 6 枚 拡大写真

近畿日本鉄道(近鉄)は5月27日、観光列車「つどい」を10月5日から運転すると発表した。名古屋線系統の普通列車で使用されている2000系を改造し、三重県伊勢市の伊勢市駅と志摩市の賢島駅を結ぶ。

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近鉄は10月に遷御の儀を迎える伊勢神宮式年遷宮に向け、3月21日から観光特急「しまかぜ」の運転を開始するなど伊勢志摩観光輸送の強化に取り組んでいるが、「つどい」はこれに続くものとなる。

2000系は1978年、名古屋線の旧型車両の置き換え用として登場した通勤形電車。2階建ての特急形電車「ビスタカー」の2代目車両である10100系(1979年までに全車廃車)のモーターなどを流用し、車体は2800系と同一タイプのものを新造した。今回、2000系3両編成1本を約6000万円かけて改造し、「つどい」に投入する。

「つどい」用の2000系は、車体に伊勢神宮や海の幸などを描いたイラストで塗装する。車内の座席スペースは、座席とテーブルを窓向きに配置し、沿線の景色を眺めながら飲食できるようにする。

1両目は座席スペースのほか、「風のあそびば」と名付けたスペースを設置。扉の部分にはスリットと足元が見える床面までの大型ガラスを設け、スリットから外気が吹き込むようにする。2両目は車内の大半がイベントスペースで、バーカウンターや物販テーブルを設置。飲食類や伊勢志摩の特産品を販売する。

3両目は大半が座席スペースだが、運転台の後ろに「こども運転台」と名付けたダミーの運転台を設ける。「お子様の運転操作と連動してメーターや表示灯が点灯」し、運転操作の「ごっこ遊び」ができる。

「つどい」の運転日は10月5日から2014年3月30日までの土曜・休日(元旦除く)。山田線、鳥羽線、志摩線の伊勢市~賢島(志摩市)間38.3kmを1日2往復する。時刻は賢島発10時30分頃~伊勢市着11時40分頃、伊勢市発12時20分頃~賢島着13時10分頃、賢島発13時20分頃~伊勢市着14時30分頃、伊勢市発15時20分頃~賢島着16時20分頃。

乗車に際しては普通運賃のほか観光列車料金(大人300円、子供150円)が別途必要で、乗車日の1カ月前から特急券発売窓口などで発売する。

《草町義和》

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