マン島TTレースに参戦中のライダー、松下ヨシナリが事故死

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
2013年3月に行われたTTレース参戦記者会見での松下ヨシナリ選手
2013年3月に行われたTTレース参戦記者会見での松下ヨシナリ選手 全 13 枚 拡大写真

初音ミク仕様の電動レーサーバイク『TT零13』でマン島TTレースに参戦していたライダーでジャーナリストの松下ヨシナリ氏が予選走行中に転倒、事故死した。享年43。

「TT零13」は、5月31日~6月8日にかけて開催される世界最古の二輪車レース「マン島TT」のゼロエミッションカテゴリー「TT Zero Challenge」に参戦中だった。

TT零13はフレームに『トライアンフ 675R』を採用しているが、エンジンの代わりにAGNI社製直流ブラシモーターを搭載し、このバイクのために専用設計・制作されたカーボン製外装パーツを装着したワンオフマシン。ただし、今回の事故はTT零13ではなく、600CCクラスのライディング中で、マン島北部のBallacryeという場所でのアクシデントだったという。

マン島TTレース主催事務局長のゲイリー・トンプソンは、「ヨシはTTレースのパドックでも参戦ライダーの人気を最も集めていた1人だった。彼は誰に対してもフレンドリーで誠実な人柄だった。彼を失い、とても悲嘆に暮れている」とコメントを残している。

なお、TT零13でエントリーしているEV MIRAIレーシングでは、レース本戦については「今後関係者とともに協議する」との声明を発表している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る