秩父鉄道、1000系スカイブルー車で「俳句展示列車」運転…6月1日から

鉄道 企業動向
国鉄時代の塗色(スカイブルー)を再現した1001号編成と、秩父鉄道の旧塗装を再現した1007号編成。1007号は2012年に引退している。
国鉄時代の塗色(スカイブルー)を再現した1001号編成と、秩父鉄道の旧塗装を再現した1007号編成。1007号は2012年に引退している。 全 2 枚 拡大写真

秩父鉄道は5月29日、「第14回俳句展示列車」を運転すると発表した。1000系1001号編成の車内に、秩父鉄道整備促進協議会が募集した「金子兜太先生が選ぶ秩父鉄道の俳句」の入賞作品43句を展示し、専用のヘッドマークを掲出する。

1000系は旧国鉄の通勤形電車として製造された101系の中古車両で、1986年から1989年にかけて3両編成12本が導入された。JRでは101系の運転を既に終了しており、秩父鉄道の1000系も3両編成が3本残るのみ。2013年度中には営業運転を終了する予定となっている。

1000系の車体塗装は秩父鉄道への譲渡時に変更されたが、後に一部の編成が旧国鉄色に塗り替えられている。1001号編成も2007年、京浜東北線などと同じスカイブルー色に変更された。

運転期間は6月1日から30日まで。平日は列車運用により異なるが、土曜・休日は影森発5時59分の羽生行きから熊谷発20時7分の影森行きまで特定の列車で運転する。

《草町義和》

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