東急、CO2削減の「クールビズトレイン」今年も運行…空調設定温度を27度に

鉄道 企業動向
「クールビズトレイン」として運行される5000系(左)と6000系(中央)、7000系(右)。空調設定温度を通常より1度高い27度に変更する。
「クールビズトレイン」として運行される5000系(左)と6000系(中央)、7000系(右)。空調設定温度を通常より1度高い27度に変更する。 全 2 枚 拡大写真

東京急行電鉄(東急)は5月29日、空調設定温度を高めに設定した「クールビズトレイン」を運行すると発表した。通常の設定温度は26度だが、6月1日から9月30日までの10~16時は27度に変更する。

環境省と連携した地球温暖化防止策の一環で、2009年度から東日本大震災のあった2011年を除いて継続的に実施している。2012年度は約238tの二酸化炭素(CO2)削減を達成したという。

設定温度を変更する車両は、2002年以降に導入した5000系と6000系、7000系で、車体側面に設定変更車両を示すステッカーを掲出する。これらの車両は機器類の集約による軽量化で使用電力を従来車より約40%削減しており、東急は「環境配慮型車両」と位置づけている。2013年度の更新で全車両の約53%が環境配慮型車両になる予定。

《レスポンス編集部》

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