26日午後1時25分ごろ、福井県勝山市内にあるスキー場内の駐車場で、ドリフト走行の練習をしていた乗用車がコース外に逸脱。見物人に衝突する事故が起きた。この事故で31歳の男性が骨折などの重傷を負っている。
福井県警・勝山署によると、現場は勝山市村岡町浄土寺付近にある雁が原スキー場内の駐車場。オフシーズンはジムカーナやドリフト走行の練習コースとして有償で貸し出されている。事故当時はドリフト走行の練習が行われていたが、コース終盤の右コーナーを曲がり切れなかった乗用車が路外に逸脱。コースの外で見物していたブラジル国籍を持つ31歳の男性に衝突した。
この事故で男性は足を骨折するなどの重傷。警察はクルマを運転していた石川県小松市内に在住し、ブラジル国籍を持つ30歳の男性から事情を聞いている。
事故当時、この駐車場では約30台のクルマが走行。負傷者と運転者は同じ会社に勤務していて、グループで現場を訪れていた。警察では男性がハンドル操作を誤ったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。