GMの主力中型セダン、シボレー マリブ…大幅改良でカムリ/アコードに対抗

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シボレー マリブの2014年モデル
シボレー マリブの2014年モデル 全 6 枚 拡大写真

米国の自動車最大手、GMのシボレーブランドは5月31日、シボレー『マリブ』の大幅改良モデル、2014年型の概要を明らかにした。

マリブは、GMの米国ベストセラーセダン。トヨタ『カムリ』やホンダ『アコード』と競合するミッドサイズセダンだ。初代マリブは北米専用車だが、現行の2代目は世界6大陸、約100か国で販売されるグローバルカーとして開発。人目を引くデザイン、先進のテクノロジー、ハンドリング性能、燃費に優れるパワートレインなどが重視された。

現行の2代目マリブは2011年4月、上海モーターショー11でワールドプレミア。今回、デビューから2年という早いタイミングで、大幅改良が施されている。

大幅改良を受けて登場した2014年型は、フロントをフェイスリフト。上下2分割のグリルは、下側のグリルを大型化。クロームメッキの縁取りも強調され、従来よりも高級感が追求された。インテリアは、センターコンソールを一新。シートの形状も見直され、後席足元の空間が31.7mm広がった。

北米仕様の主力エンジンは、改良版の直噴2.5リットル直列4気筒ガソリン「エコテック」。最大出力は196ps、最大トルクは25.7kgmと、従来比で6ps、0.7kgm強化された。さらに2014年型では、アイドリングストップを新採用。GMによると、燃費は市街地で5%、高速で3%向上しているという。

GM北米部門のマーク・ルース社長は、「中型セダン分野は最も競争が激しい。だからこそ、立ち止まってはいられない」とコメントしている。

《森脇稔》

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