独BASF、アジア太平洋の地域戦略を発表…2020年までに100億ユーロ投資

自動車 ビジネス 企業動向
BASFジャパン(webサイト)
BASFジャパン(webサイト) 全 2 枚 拡大写真

独BASF社は、化学で良好な関係を築くグローバル戦略「We create chemistry」をアジア太平洋地域で実現するための地域戦略「grow smartly」を発表した。

地域戦略では、2020年までに同地域において250億ユーロ(約3兆2600億円)の売上高達成を目指し、100億ユーロ(約1兆3000億円)の投資、約9000人の新規雇用、年間10億ユーロ(約1300億円)のコスト削減といった目標を掲げている。

また、アジア太平洋地域における資源効率、食品と栄養、生活の質といった課題に対応する革新的なソリューションを提供するため、2020年までに、BASFの全世界における研究開発活動のおよそ25%をアジア太平洋地域で行うとしている。

BASF本社 取締役会副会長兼アジア太平洋地域担当取締役のDr.マーティン・ブルーダーミュラーは、「アジア太平洋地域は、今後10年の間で、大きな課題に直面する一方、化学業界において急成長を続ける市場でもある。BASFの強力なグローバル研究開発ネットワークのもと、アジア太平洋地域におけるイノベーションの可能性を大幅に向上させることで、全産業の顧客により良いサービスを提供していく」とコメントした。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. 軽EV市場に新顔登場、ホンダ『N-ONE e:』と競合する車種
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る