マツダの米国法人、北米マツダは6月3日、5月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は2万4270台。前年同月比は19.2%増と、5か月ぶりに前年実績を上回った。
乗用車系では、主力車種の『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)が、8935台を販売。前年同月比は5.4%増と、5か月ぶりの前年実績超え。1月末に新型が発売されたばかりの『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)も、需要に供給が追い付き、71.9%増の3944台とプラスに転じた。『マツダ2』(日本名:『デミオ』)は、12.2%減の791台と、5か月連続のマイナス。
一方、好調だった『マツダ5』(日本名:『プレマシー』)は失速。5月は827台にとどまり、前年同月比は21.2%減と2か月連続で前年実績を割り込む。
ライトトラック(ピックアップトラックやSUV)系では、新型SUVの『CX-5』が、7128台を販売。前年同月比は79.4%増と大きく伸びた。大幅改良モデルを投入した『CX-9』も、1972台を販売。前年同月比は14.4%増と、5か月連続のプラスを維持する。
スポーツカーでは、『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』)が672台を販売。前年同月比は8.2%増と、4か月ぶりに前年実績を上回った。
マツダの2013年1-5月米国新車販売は、前年同期比1.2%減の12万2447台。北米マツダは、「アテンザが5月としては過去最高。CX-5は月販新記録」と説明している。