【INDYCAR 第8戦】予選はパワーが圧倒的な速さでポール獲得、琢磨はギアボックスの不具合で走行できず

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ウィル・パワー
ウィル・パワー 全 6 枚 拡大写真

インディカーは6月7日、この日行われたファイアストーン550レースの予選で、チーム・ペンスキーのNo.12の車を運転するウィル・パワーが唯一219マイル/時以上(219.182)の圧倒的なスピードを記録し、ポールポジションを獲得したことを伝えた。

「レースカーはとても良かった。僕達は上手く車の調整をして、ギアの選択も正しかった。昨年、僕達はここでポールを獲得できていたはずだった。しかし今回僕達は正しいことをした。(レースでの)勝利は僕達にとって驚異的なものになるだろう」とパワーは語った。

エリオ・カストロネベスと同ポイントでチャンピオンシップのトップに立つマルコ・アンドレッティは217.553マイル/時のスピードで、過去9度のテキサス・モーター・スピードウェイでの予選で最高の2番手からスタートすることとなった。

「フロントローに並べて満足している。チームの皆は良い仕事をした。なぜなら僕達は予選に焦点を当てていなかったからだ。第1ラップでオーバーブーストしたように思う。だから僕達は1マイル損ねてしまった。ウィル(パワー)はブーストを使って、その恩恵を受けたようだ。だからそれは彼の良い仕事だった」とアンドレッティは語った。

佐藤琢磨はギアボックスのトラブルの為に予選に出走できず、23番手からのスタートとなった。また、ルーキーのトリスタン・ヴォーティエは認可されていないエンジン交換で10のグリッド降格ペナルティーを受ける為、タイヤを温存する理由から敢えて予選に出走しなかった。

ファイアストーン550予選結果

1. ウィル・パワー(シボレー)
2. マルコ・アンドレッティ(シボレー)
3. ライアン・ハンター=レイ(シボレー)
4. ダリオ・フランキッティ(ホンダ)
5. E.J.ヴィソ(シボレー)
6. エリオ・カストロネベス(シボレー)
7. ジョセフ・ニューガーデン(ホンダ)
8. チャーリー・キンボール(ホンダ)
9. エド・カーペンター(シボレー)
10. ジェームズ・ジェイクス(ホンダ)

《河村兵衛》

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