WRC、シトロエンの指揮官のイブ・マトンがクビサを絶賛

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ロバート・クビサ
ロバート・クビサ 全 6 枚 拡大写真

WRCは6月6日、シトロエン・レーシングチームの指揮官、イブ・マトンが、アクロポリスラリーのWRC-2クラスで初優勝を飾った元F1ドライバーのロバート・クビサについて語ったインタビューの内容を公開した。

ギリシャで行われたラリーはこのポーランド人ドライバーにとって2度目のWRCのレースで、ポルトガルラリーで初めての砂利道のコースを経験してからわずか7週間後のことだった。

クビサはシトロエンDS3 RRCで、ギリシャの最初のステージでリードを奪い、第9ステージまでには2位以下に2分以上の差をつける速さを見せた。

彼はその後岩だらけの砂利道でより注意深いアプローチをしてペースを調整し、日曜の最終日には2位のフォード・フィエスタRRCのドライバー、ユーリ・プロタソフに1分29秒8の差をつけてフィニッシュした。

「ロバートは砂利道と舗装路で、彼が真のペースを持っていることを証明した。だが彼はまだ規律性を学ばなければならない。彼はリードを上手く管理した最終レグを含み、素晴らしいレースをした。私はこのレースが彼にとっての、ターニングポイントになる予感がしている。そしてそれは我々のWRC-2のタイトルを勝ち取るという、もう1つの目標に向けての良い前兆であることは間違いないだろう」とマトンは語った。

一方のクビサは「僕にとってはまだ多くのことを学ぶ必要があるが、アクロポリスラリーは素晴らしい学習経験で、生産的な週末だった。ゆっくりとドライブしている時でも、初めてのステージに挑んでいる時にはミスを犯し易いものだ…特にタフなコンディションではね。今はこの週末に学んだことを実行できる、次のラリーサルジニアを楽しみにしている」と語った。

クビサは2レースを行った後、WRC-2シャンピオンシップの順位で現在、33ポイントの6位に位置している。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  4. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  5. ジープ『レネゲード』2027年モデルに注目集まる…6月のスクープ記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る