ボーズ、新型NCヘッドフォンとBluetooth対応スピーカーを発表

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発表されたノイズキャンセリングイヤフォン「QuietComfort 20」
発表されたノイズキャンセリングイヤフォン「QuietComfort 20」 全 14 枚 拡大写真

ボーズは6日、渋谷ヒカリエで新製品発表イベント「Bose“IMPACT 2013”~Celebration Night~」を開催。招待した約1200人の来場者を前に、ノイズキャンセリングイヤフォン「QuietComfort 20」と、Bluetoothスピーカー「SoundLink Mini」を発表した。

イベントは新製品の発表がジャズバンド SOIL&"PIMP"SESSIONSの演奏を挟んで進行され、会場は大いに盛り上がりを見せた。

まず冒頭の挨拶に立ったボーズ(株)挽野元社長はボーズのNC市場を開拓の歴史を紹介。1978年に創業者でもあるボーズ博士が飛行機内でのノイズキャンセリング(NC)技術の研究をスタートさせ、89年には航空機用NCヘッドセットを軍用として開発。その後2000年には初代「QuietComfort」が一般ユーザー向けに発売し、今では他社も参入する大きなマーケットへと成長したことを解説した。

そうしたマーケットを背景に、新製品「QuietComfort 20」は「完全に新しいリスニングスタイルを提供する」新たなNCヘッドホンとして誕生した。

イベントでは、来場者の中から選んで体験者を壇上に招き、会場内で騒音を流しても音楽を楽しめることを実感してもらうシーンも用意。NC能力の高さに驚く様子が伝えられた。

「SoundLink Mini」は、挽野社長が上着ポケットから取り出すシーンでスタート。ポケットにも入るコンパクトさとアピールし、同時に新開発ユニットのパワフルな実力を解説。バッテリー内蔵で日常生活防水であることも利用シーンを広げるとの説明も行った。その後、利用シーンをイメージしたモデルが登場し、イベントは華やいだ雰囲気の中で終了した。

一方、このイベントで見逃せなかったのが日産が海外市場で展開している「インフィニティ G コンバーチブル(英国向け仕様)」の展示だ。車両には「ボーズ・オープンエアー・サウンドシステム」が搭載され、その貴重な試聴体験会も開催された。

搭載されたシステムはフロントドア、シートバック上部、ダッシュボード中央、トランクサイドトリムなどに計13個の専用スピーカーを配置。ボーズが得意とする「AUDIOPILOT2走行ノイズ補償システム」を備えたパワーアンプを組み合わせる。

路面状況の変化やスピードのアップ/ダウン、オープンカーらしく窓やサンルーフの開閉によるノイズの増減に自動的に追随できるのが大きなポイントで、走行中でも聞き取りにくくならない。とくに低周波を中心とした走行ノイズはベースを聞こえにくくするし、窓を開ければヴォーカルが不明瞭にしてしまう。そんな時でも自動補正機能が働き、最適なサウンドで楽しめるのだという。

試聴している様子を外から見ていると、車内でボリュームをかなり上げても外への音漏れが少ないことに気付いた。これについて担当者は「サウンドを車内で最適に聞こえるようチューニングすると自ずと外部への音漏れも少なくなる」とのこと。

《会田肇》

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