欧州トヨタ、新型オーリスのワゴンを英国工場で生産開始

自動車 ビジネス 企業動向
英国工場で生産が開始されたトヨタ オーリス ツーリング スポーツ
英国工場で生産が開始されたトヨタ オーリス ツーリング スポーツ 全 4 枚 拡大写真

トヨタ自動車の欧州法人、欧州トヨタは6月6日、『オーリス ツーリング スポーツ』の生産を英国工場で開始したと発表した。

オーリス ツーリング スポーツは、日本向けの新型『オーリス』にはない欧州専用のステーションワゴンとして2013年3月、ジュネーブモーターショー13でデビュー。5ドアハッチバックボディの新型オーリスに対して、リアのオーバーハングを延長。実用性の高い荷物スペースを備えたステーションワゴンとしている。

外観は、リアをワゴン専用にデザイン。バンパーやテールゲートのデザインが、ハッチバックと違う。とくに、荷室フロアの地上高は、ハッチバックよりも80mm低く設定されており、荷物の積み下ろしに配慮する。

パワートレインは、欧州仕様のハッチバック同様、ガソリンエンジンだけでなく、ディーゼルエンジンとハイブリッドの3種類を設定。ハイブリッドは『プリウス』と基本的に同じシステム。1.8リットル直列4気筒ガソリンエンジンにモーターを組み合わせた。

今回、欧州トヨタはオーリス ツーリング スポーツの生産をTMUK(トヨタ・モーター・マニュファクチャリングUK)のバーナストン工場で開始。同工場では、オーリスのハッチバックや『アベンシス』などを組み立てている。

欧州トヨタのDidier Leroy社長兼CEOは、「オーリス ツーリング スポーツは欧州でのハイブリッドのラインナップ拡大戦略における重要モデル。欧州専用の小型ワゴンは、ガソリン、ディーゼル、ハイブリッドの3種類のパワートレインを持つ」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る