「まるで未来の電車」…沿線住民もそわそわ 東武野田線60000系デビューイベント

鉄道 エンタメ・イベント
東武野田線 60000系デビューイベント 船橋駅
東武野田線 60000系デビューイベント 船橋駅 全 12 枚 拡大写真

東武野田線で9日、「野田線新型車両60000系デビューイベント」が開催され、鉄道好きや沿線住民などを乗せた60000系団体列車(大宮発・船橋発)が七光台車両基地へ向けて走った。

「側灯滅、よし」。船橋9時13分発の列車は静かにホームを離れる。これまで8000系の独断場だった野田線。今回投入されたこの新車は、省エネ・軽量・低騒音などを売りにするモデルで、8000系に比べ電気使用量を約40%削減するという。

船橋発の団体列車には、鉄道好きやファミリーのほか、女性2人組みなどの姿もあった。千葉県在住30代の女性は、「小さいころから慣れ親しんだ野田線に、新しい車両が走ると聞いて、すぐ(このイベントツアー)に申し込んだ。いつも乗っている電車から比べると、未来の乗り物みたい」と話す。

中学2年生の男子は、「野田線には伊勢崎線などの本線で活躍した車両のお下がりしか入ってこないと思ったら、こんな新車が登場して、うれしいというかまだ実感がないというか」とこぼしていた。

乗る人、見送る人で混雑した船橋駅ホームには、「新型車両導入イベントは初の企画 歓迎 東武鉄道船橋駅管区駅員一同」と記された横断幕を掲げる駅員や、「運転室乗車特認証」という腕章を付けた社員の姿があった。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る