ステア・バイ・ワイヤー、特許総合力トップはジェイテクト…パテント・リザルトまとめ

自動車 ビジネス 企業動向
上位企業 ステア・バイ・ワイヤー技術 出願件数の推移
上位企業 ステア・バイ・ワイヤー技術 出願件数の推移 全 4 枚 拡大写真

パテント・リザルトは、国内に出願されたステア・バイ・ワイヤー技術に関する調査をまとめた。

ステア・バイ・ワイヤーは、ドライバーのステアリング操作を機械的にタイヤに伝える従来の方式とは異なり、ステアリング操作をセンサーで検知し、アクチュエーターによりタイヤを動かすシステム。どう調査ではステア・バイ・ワイヤー関連技術の特許を集計し、各個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」をベースとして、特許の質と量から総合的に見た評価を行った。

その結果、総合力ランキングでは、1位ジェイテクト、2位トヨタ自動車となった。2013年内にいち早く市販車に採用する予定の日産は3位、個別力では1位となっている。

1位ジェイテクトの注目度の高い特許には、車輪の横方向グリップ度を推定することによる車両制御技術が挙げられる。同社は本特許も含めアドヴィックス、アイシン精機との共同出願が多く見られる。

2位のトヨタ自動車は、ステア操作以外も含めたアクチュエーターの統合制御に関する技術が、3の位日産は、ステア・バイ・ワイヤー制御におけるバックアップシステムに関する技術が注目度の高い特許として挙げられる。

なお、4位はホンダ、5位はアイシン精機だった。

《村尾純司@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る