5月のヒュンダイ世界販売、10.4%増…9か月連続で増加

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ヒュンダイ・エラントラ
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韓国のヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は6月3日、5月の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は40万2406台。前年同月比は10.4%増と、9か月連続で前年実績を上回った。

海外では5月、34万4464台を販売。前年同月比は12.4%増と、2か月連続の2桁増と伸びた。その内訳は、海外生産分が22.7%増の24万8738台と、引き続き好調。輸出分は9万5726台にとどまり、前年同月比は7.8%減と、4か月連続で前年実績を下回る。

海外では、米国での新車販売が復調。5月は過去最高の6万8358台を売り上げ、前年同月比は2%増と、2か月連続で前年実績を上回った。

小型車の『エラントラ』が、5ドアハッチバックの『エラントラGT』と2ドアクーペ投入の効果もあり、2万5090台を販売。前年同月比は32.9%増と、11か月連続で増加した。新型を発売したSUVの『サンタフェ』シリーズも、前年同月比3.4%増の7116台と、9か月連続のプラス。一方、主力中型セダンの『ソナタ』は、2.8%減の2万0194台と、5か月連続の前年割れ。

また、地元韓国の新車販売は後退。5月の韓国新車販売は5万7942台で、前年同月比は0.2%減と、3か月ぶりに前年実績を下回った。SUVは10.3%増の1万2046台と、13か月連続のプラスを維持。これは、新型サンタフェ投入の効果が大きい。

また、バスやトラックを含む商用車は、前年同月比1.1%増の1万4174台と、4か月ぶりのプラス。しかし、乗用車は4.2%減の3万1722台と、6か月連続で前年実績を割り込んだ。

《森脇稔》

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