5月のインド新車販売、9%減…6か月連続のマイナス

自動車 ビジネス 海外マーケット
マルチスズキ・エルティガ
マルチスズキ・エルティガ 全 2 枚 拡大写真

インド自動車工業会は6月11日、インド国内の5月新車販売の結果をまとめた。乗用車と商用車を合わせた総販売台数は、25万6895台。前年同月比は9%減と、6か月連続で前年実績を下回った。

25万6895台のうち、乗用車は20万1473台。前年同月比は8.9%減と、6か月連続のマイナス。商用車は5万5458台を売り上げ、前年同月比は10.6%減と、2か月ぶりの前年実績割れ。

メーカー別では、インド市場で3割を超えるトップシェアを握るスズキのインド子会社、マルチスズキが5月、インド国内で7万7821台を販売。前年同月比は13%減と、2か月ぶりに前年実績を下回った。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『A-スター』などが、合計で6万6342台を販売。前年同月比は8.3%減で、2か月ぶりに前年実績を割り込む。2012年2月に発売したスイフトの4ドアセダン、『DZire』も、5月は2.5%減の1万7265台と、マイナスに転じた。

また、SUVやMPVなど、Bセグメントでは、2012年4月に発売した新型コンパクトMPV、『エルティガ』が失速。Bセグメント合計で5月は4307台にとどまり、前年同月比は44.3%減と、2か月連続で前年実績を下回っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る