5月の三菱自動車の中国新車販売、12.6%増…3か月連続で増加

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三菱・パジェロ(V73)
三菱・パジェロ(V73) 全 2 枚 拡大写真

三菱自動車は6月7日、中国における5月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は5470台。前年同月比は12.6%増と、3か月連続で前年実績を上回った。

中国では2012年9月中旬、日本政府による尖閣諸島の国有化に反発する大規模なデモが発生。その後、現地では日本車に対する不買の動きが広がった。三菱自動車の中国新車販売も、その影響を受け、2012年9月は前年同月比63%減、10月は75%減となるなど、落ち込んだ。

しかし、2013年3月、三菱自動車の中国新車販売は回復。以降、3か月連続で前年実績を上回る好調さを維持している。

三菱自動車は2011年6月、中国の広州汽車集団(GAC)と合弁会社を設立。2012年10月には、三菱自動車、三菱商事、広州汽車の3社合弁に発展し、中国湖南省長沙市に新合弁会社の広汽三菱汽車を設立。

現地ではSUVを主力車種に位置付け、『パジェロ』、『パジェロスポーツ』(日本未発売)、『アウトランダー』、『ASX』(日本名:『RVR』)を次々と投入。SUVのラインナップ拡大が、三菱自動車が中国での新車販売の好調な主な要因として指摘できる。

《森脇稔》

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