トンネル内附属物、8.8%に不具合…9割が補修済み、国土交通省が点検結果

自動車 社会 行政
高井戸(東京)側から見た笹子トンネル(山梨県大月市)参考画像
高井戸(東京)側から見た笹子トンネル(山梨県大月市)参考画像 全 1 枚 拡大写真

国土交通省は6月11日、中央道笹子トンネルの天井版落下事故を受けて実施した、トンネル内附属物の一斉点検結果をまとめ、発表した。

点検対象となったトンネルは、ジェットファン(港湾局所管トンネルのみ)、照明、標識、警報表示板などの道路付属物を設置しているトンネル計9471トンネルで、点検が完了した8315トンネルのうち、730トンネルで附属物を固定するナットの破損や腐食などの不具合が確認された。

不具合が確認された730トンネルのうち、高速道路会社と国が管理するトンネル238トンネルは補修などの対応を済ませているが、地方公共団体管理のトンネルは不具合のあった492トンネルのうち、対応済みは416トンネルにとどまっている。

率で表現すると、点検したトンネルのうち8.8%で不具合が見つかり、不具合トンネルの89.6%が補修などの対応済みということになる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  2. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
  3. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
  4. メルセデスベンツ『Gクラス』、オープン「カブリオレ」復活へ
  5. 「ミニプリウスになったな」トヨタ『アクア』改良モデルの「ハンマーヘッド」採用にSNSも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る