アジアから見たアベノミクス…マレーシアでは「ASEANにプラス」

エマージング・マーケット 東南アジア

アベノミクスで日本では楽観が日増しに高まっており、自信に満ちた安倍首相は7月の参院選でも勝利を収める見通しだ。

一方で安倍氏は国家主義に傾いており不安が残る。安倍氏は「より強い日本」を提唱しており、明治時代の富国強兵を連想させる--マレーシア戦略国際問題研究所(ISIS)のタン・シュームン氏は「強い日本は域内にとり望ましいか」との題で現地紙に寄稿した。以下はその概要。

日本に域内の多極体制を維持、強化する能力があれば、日本は地政学的に重要な存在となる。強い日本の存在があれば、域内でどの国も無制限の影響力を行使することはできない。東南アジア諸国連合(ASEAN)が中国の経済力への過剰依存を回避したいなら、日本は有力なパートナーだ。

日本の成功はASEANにプラスだ。日本が「より強い日本」をASEANの平和、繁栄に結びつけることができれば、日本への支持は増す。

小栗 茂

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  3. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  4. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  5. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  6. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
  7. トミカ「ムービースターズ」、第1弾は『西部警察』のスーパーZとガゼール…2026年2月発売
  8. メルセデスベンツ、3年間で40車種以上投入へ…次期『Cクラス』は2026年春生産開始
  9. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  10. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る