京都府、奈良線の複線化2期事業でJR西日本と合意…2022年度開業目指す

鉄道 行政
奈良線の路線図。第2期複線化により城陽以北は完全な複線となる。
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京都府は6月14日、JR奈良線の高速化・複線化第2期事業について、運営会社のJR西日本とおおむね合意に至ったと発表した。2022年度の開業を目指す。

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JRの奈良線は、京都駅(京都市)と木津駅(京都府木津川市)を結ぶ34.7kmの鉄道路線。木津側では全ての列車が関西本線(大和路線)の奈良駅(奈良市)まで乗り入れており、実質的には京都市と奈良市を結ぶ路線として機能している。

以前は全線が単線だったが、2001年には第1期事業により京都~JR藤森間と宇治~新田間の8.2kmが複線化された。京都府は引き続き第2期事業の実施に向け、JR西日本と協議を重ねてきた。

発表によると、第2期事業ではJR藤森~宇治間と新田~城陽間、山城多賀~玉水間の14.0kmを複線化する。これにより全体の64%(22.2km)が複線化され、城陽以北は全区間複線、城陽以南も一部が複線となる。

複線化と同時に六地蔵駅と棚倉駅の改良なども行う。このうち棚倉駅は今回の複線化区間から外れているが、分岐器の一方を直線にして列車を高速で通過できるようにする「1線スルー化」を実施する。

全体の事業費は369億円。今後はJR西日本と協定を結び、詳細設計と法手続きを経て工事に着手するとしている。

《草町義和》

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