ホンダの米国法人、アメリカンホンダは6月12日、『S2000』とアキュラ『RSX』(日本名:ホンダ『インテグラ』)の2車種について、リコール(回収・無償修理)を行うと発表した。
両車のリコールは、ブレーキ系統の不具合によるもの。アメリカンホンダによると、ブレーキブースターに製造上のエラーがあり、制動距離が伸び、事故につながる恐れがあるという。
対象となるのは、S2000が2006-2007年モデルの5239台。アキュラRSXが2006年モデルの1万3113台。合計1万8352台が対象となる。
アメリカンホンダは、「この不具合による事故や負傷者の報告は受けていない」とコメント。
なお、アメリカンホンダは、対象車を保有する顧客と連絡を取り、交換部品が用意でき次第、リコール作業に着手する予定としている。