【プロ・モトクロス選手権】450クラス注目のルーキー

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ジャスティン・バルシア
ジャスティン・バルシア 全 3 枚 拡大写真

ルーカス・オイル・プロ・モトクロス選手権は、3分の1のシーズン日程が終了した今、450クラスで、特に好成績を残したルーキーを取り上げて紹介した。

■ジャスティン・バルシア(ホンダ・マッスルミルク)
同クラスにおいて3位という好位置をキープするバルシアは450クラスのルーキー。2年前の250クラスで初めての登場以来、450クラスを完全なホームとして見ている。今シーズンの8モトですでに4回のホールショットを奪い、マイク・アレッシの450クラスにおけるホールショットキングを奪う勢いだ。バルシアはただ一つのモトを除き、全てをトップ5でフィニッシュし、4つのモトで表彰台に上がり、2つの総合で表彰台に立った。ライアン・ビロポトがいかに支配的であるとは言え、バルシアが今年のいずれかのレースに勝利するのは驚くことでもなさそうだ。

■フィル・ニコレッティ(N-ファブ・ティルーブ・ヤマハ)
バルシアと同じく、ニコレッティは以前450クラスの幾つかのレースに参加した。250クラスで長期のベテランである彼は、先シーズンの終わりにプライベートチームの努力に参加する機会を得て、イレブン10モッズから離れることとなった。彼はスタートからより大きなバイクに馴染んだように見え、彼の結果そのものも改良された。ユナディラとスティール・シティの彼にとって2度目と3度目のレースで、総合で8位となった。2012年のシーズンは悪い運命に見舞われたようだが、ニコレッティはトップ10圏内でフィニッシュすることができるようになった。例え彼が彼自身の第1モトのパフォーマンスに第2モトでマッチすることに苦しんだとは言え、ニコレッティは今年の最も驚くべきライダーの一人として認められている。

■マルコム・スチュアート(ルーカスオイル/トロイリー・デザインズ/ホンダ)
自分の運命を変えてしまうとはこのことだ。ムーキーのオリジナルチームであるJDR/J-スター/KTMがスーパークロスシーズンの後にそのドアを閉じるように強制された後、若いスチュアートの兄弟が乗れるバイクはなかった。しかしクリスチャン・クレイグの怪我によってTLDホンダチームにスポットが開き、マルコム・スチュアートは450クラスにジャンプアップした。より大きなライダーとして、彼は450クラスに上手く合わせることに成功し、サンダー・バレーでは(9-11、11位)とハイ・ポイントでは(12-12、12位)という成績を収めた。もし彼が毎週トップ10にチャレンジすることができたなら、スチュアートは今季に手応えを感じるだろう。

《河村兵衛》

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