マレーシア、閣僚の公用車を アコード に切り替え…ペルダナV6 引退で

エマージング・マーケット 東南アジア
北米向け ホンダ アコード
北米向け ホンダ アコード 全 3 枚 拡大写真

マレーシアでは、連邦政府の大臣・副大臣に支給されている公用車を、これまで使われてきたプロトン『ペルダナV6』からホンダ『アコード』に切り替えることが、先の閣議で決定された。

【画像全3枚】

これまで国民車メーカーのプロトンが担ってきた国家VIPの足としての地位を外国車メーカーに明け渡す。

プロトンは、ホンダと提携交渉を続けているとされる。ペルダナV6の製造はすでに2011年に中止されており、政府筋によると一部ではすでにアコードへの切り替えが始まっているという。

アコードはプロトン親会社、DRBハイコムのペカン工場で組み立てられている。ただし他の政府機関トップや高級官僚の公用車には、ペルダナV6が引退してもその後継モデルであるプロトン『インスピラ』が使用される。

ペルダナV6の維持費が高くついたことが背景にあるとみられる。チョー・チーヒョン前住宅地方自治相は、ペルダナV6が長距離走行に向いていなかったと指摘、副相時代にギアボックスを4年間で3度も交換しなければならなかったと、VIP公用車として信頼性に問題があったことを示唆した。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  4. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  5. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  6. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  7. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
  8. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
  9. トヨタ株価が急反落、今期業績上方修正も失望売り
  10. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る