フォルクスワーゲン、アウディの研究開発担当取締役を解任

自動車 ビジネス
ウォルフガング・デュアハイマー氏
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6月21日、役員クラスの新人事を発表した欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループ。この人事で、傘下のアウディの研究開発担当役員が解任されたことが分かった。

これは6月21日、フォルクスワーゲングループとアウディの両社が明らかにしたもの。アウディの研究開発担当取締役、ウォルフガング・デュアハイマー氏の解任を発表している。

ウォルフガング・デュアハイマー氏は、現在55歳。2012年9月、アウディの研究開発担当取締役に就任した。その前職としては、2001年からポルシェの研究開発担当取締役、2011年からベントレーのCEOおよびブガッティの社長も務めた人物。

なお、フォルクスワーゲングループは、ウォルフガング・デュアハイマー氏の解任の理由を明らかにしていない。一部報道では、「アウディのEVスポーツカー、『R8 eトロン』発売中止の責任を取った」との見方も出ている。

フォルクスワーゲングループは、「ウォルフガング・デュアハイマー氏をグループ内の他の部署へ異動する」とだけ説明。アウディ取締役会のルパート・シュタートラー会長は、「ウォルフガング・デュアハイマー氏の功績に感謝したい」とコメントしている。

《森脇稔》

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