JR東日本、世界文化遺産登録受け「富士山フリー乗車券」発売

鉄道 企業動向

JR東日本と富士急行、富士急山梨バスは6月24日、「世界遺産・富士山フリー乗車券」を発売すると発表した。富士山の世界文化遺産登録を機に、現行の「河口湖・山中湖セレクトフリー乗車券」の名称を変更し、切符の効力も一部変更する。

「世界遺産・富士山フリー乗車券」は、大月駅までのJR線往復運賃と、大月以遠の鉄道線とバスが自由に乗り降りできるフリー区間をセット。フリー区間は富士急行の鉄道全線と三つの周遊バスなどが含まれている。鉄道は快速を含む普通列車の普通車自由席を利用できるが、別に特急券などを購入すれば特急列車なども利用できる。

利用できる周遊バスは、河口湖や西湖を周遊するレトロバスと、山中湖や忍野を周遊するふじっ湖号、富士山駅・河口湖駅~富士山五合目間の富士登山バス。「河口湖・山中湖セレクトフリー乗車券」は富士登山バスを利用する場合に1000円の追加料金が必要だが、「世界遺産・富士山フリー乗車券」は追加料金が不要になる。

有効期間は2日間で、発売期間は6月30日~11月29日、利用可能期間は7月1日~12月1日。利用開始日の1カ月前から前日まで発売し、利用開始日当日は発売しない。発売額は発着地によって異なり、大人の場合は東京都区内と横浜市内、大宮~川口・戸田公園間発着が4500円、吉祥寺~国分寺間発着が4000円、西国分寺~高尾間発着が3800円となる。

《レスポンス編集部》

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