キャデラック、中国高級車市場でシェア10%…2020年目標

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米国の自動車最大手、GMの高級車ブランド、キャデラック。同ブランドが中国高級車市場において、さらなるシェア拡大を宣言した。

これは6月19日、GMと上海汽車の中国合弁、上海GMの新工場起工式において、GMのダン・アカーソン会長兼CEOが明らかにしたもの。同会長兼CEOは、「2020年までには、中国高級車市場で10%のシェア獲得を目指す」と発言している。

キャデラックの2012年の中国販売は、前年実績に対して微増の3万0010台。SUVの『SRX』が前年比8.9%増の2万1698台と、全体の7割以上を占めた。

一方、中国高級車市場でシェアナンバーワンに君臨するのが、フォルクスワーゲングループ傘下のアウディ。アウディは2012年、中国で初の40万台超えとなる40万5838台を販売。前年比は29.6%増と、大きく伸びている。

キャデラックは2015年までに、中国新車販売を年間10万台へ引き上げる計画。6月19日に上海GMが建設を開始した新工場では、中国向けのキャデラックを生産する予定。

《森脇稔》

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