ヤフーは6月25日、同社が提供するインターネットオークションサービス「ヤフオク!」の「官公庁オークション」において、2012年度の落札総額が36億3025万6106円になったと発表した。
官公庁オークションは、インターネット公売や公有財産売却など、各行政機関による行政手続きの一部をインターネット上で実施するサービス。ヤフオク!では、2004年度よりインターネット公売を、2006年度より公有財産売却を実施。高い落札率で自治体の財源確保に貢献している。
2012年度は、奈良県大和郡山市が出品した土地が4億5千万円で落札されたほか、熊本県荒尾市の荒尾競馬グッズ、鳥取県伯耆町の名物アトラクションが出品されるなど、幅広いジャンルにわたる物件が自治体の財源確保に貢献した。
自動車関連では、栃木県真岡市の大型バスが751万1000円で、兵庫県三田市の糞尿車が718万1503円で、北海道芦別市の除雪グレーダが688万円でそれぞれ落札された。